日頃の感謝を伝える母の日。毎年5月になると意識する行事ですが、今年は具体的に何日だろうと慌てて検索してしまう方も多いのではないでしょうか。母の日は毎年日付が変動するため、うっかりしているとギフトの手配が間に合わなくなってしまうこともあります。2027年の正確な日程から、今後の長期的なカレンダー、母の日が誕生した心温まる由来やカーネーションの花言葉などを詳しく解説します。
【早見表】26年~36年までの母の日日程一覧
今後10年以上の母の日がいつになるのかを一目で確認できるよう、26年から36年までの日程を一覧にまとめました。毎年のスケジュール帳やカレンダーに書き留める際にお役立てください。
- 2026年:5月10日(日)
このように、母の日は毎年日付が変わります。特に5月8日や9日など、上旬の早い時期にやってくる年は準備期間が短く感じられるため注意が必要です。
【2026年・2027年】母の日はいつ?
まずは直近の母の日がいつになるのか、具体的な日程を確認しておきましょう。早めに日付を把握しておくことで、配送時期の確認やギフト選びの計画がスムーズになります。
母の日は毎年どう決まる?「5月第2日曜日」の仕組み
日本の母の日は、毎年5月の第2日曜日と定められています。第2日曜日というルールがあるため、カレンダーの並びによって母の日の日付は毎年変化します。最も早い年では5月8日、最も遅い年では5月14日となり、最大で約1週間のスパンで前後します。そのため、毎年5月に入ってから慌てるのではなく、5月の第1週が終わる頃には母の日が来ると覚えておくと良いでしょう。
2026年の母の日は「5月10日(日)」
2026年の母の日は5月10日です。ゴールデンウィークが明けてすぐの週末となるため、お休み気分が抜けないうちに当日を迎えることになります。オンラインでギフトを注文する場合、ゴールデンウィーク期間中の配送混雑や休業を考慮し、4月中旬から下旬までには手配を済ませておくと安心です。
2027年の母の日は「5月9日(日)」
2027年の母の日は5月9日です。2026年よりもさらに1日早い日程となり、5月の上旬に位置します。ゴールデンウィークの最終盤や直後に重なるため、連休中に実家に帰省して直接手渡す計画を立てるのも良いでしょう。配送を利用する場合は、4月の早い段階からギフトの目星をつけておくことが推奨されます。
母の日の心温まる由来と歴史|なぜ始まったの?
普段何気なくお祝いしている母の日ですが、なぜ5月の第2日曜日になり、お母さんに感謝を伝える日となったのでしょうか。その背景には、一人の女性の深い愛情と、それを社会全体で広めようとした歴史があります。
母への想いから始まったアメリカの起源(アンナ・ジャービスの物語)
母の日の起源は、20世紀初頭のアメリカにあります。アンナ・ジャービスという女性が、1905年に亡くなった最愛の母ミセス・ジャービスを追悼したいという強い想いから、母の命日に近い1907年5月5日に追悼会を行い、翌 1908年5月10日の5月第2日曜日、フィラデルフィアの教会で母が好きだった白いカーネーションを参加者に配ったことが始まりです。アンナの母を想う気持ちは多くの人の心を動かしました。そして1910年にウェストヴァージニア州の知事が5月第2日曜日を母の日と宣言し、1914年にはアメリカ大統領ウッドロウ・ウィルソンが5月の第2日曜日を国民の祝日として母の日を制定しました。
日本に母の日が定着したきっかけと「森永母の日大会」
日本で初めて母の日のイベントが行われたのは明治末期頃とされています。その後、1915年(大正4年)にはキリスト教の教会を中心に母の日のお祝い行事が行われるようになりました。この習慣が全国的に大きく広まる契機となったのが、1937年5月8日と9日に東京の豊島園で開催された、森永製菓株式会社による第一回森永母の日大会です。このイベントには約20万人の母親が参加し、社会的な注目を集めました。太平洋戦争の影響で1941年以降の森永母の日大会は中止となりましたが、戦後の1947年に改めて5月の第2日曜日が正式に日本の母の日として制定され、現代に続くお祝いの形が定着しました。
世界の母の日はいつ?国ごとの違いや文化
日本やアメリカ、オーストラリア、ドイツ、フィンランド、トルコ、中国など多くの国では5月の第2日曜日に母の日を祝いますが、世界に目を向けると日程や祝い方は様々です。例えば、イギリスの母の日は本来Mothering Sundayと呼ばれ、イースターの3週間前の3月下旬から4月上旬に祝われます。ルーマニアの母の日は毎年3月8日、エジプトの母の日は毎年3月21日です。お隣の韓国では毎年5月8日がオボイナルと呼ばれる父母の日(両親の日、親の日)として定められており、フランスの母の日はFete des meresと呼ばれ、5月の最終日曜日に設定されています。イタリアの母の日はFesta della mammaと呼ばれ、5月の第2日曜日にアザレアの花を贈るのが一般的です。
なぜカーネーションを贈るの?色別にみる花言葉
母の日の定番といえばカーネーションですが、これにもしっかりとした歴史的な理由があります。また、カーネーションは色によって花言葉が大きく異なるため、贈る相手や伝えたい気持ちに合わせて選ぶことが大切です。
【色別】カーネーションの花言葉
カーネーションは色によってポジティブな意味もあれば、避けた方が良いとされる意味を持つものもあります。ギフトを選ぶ際の参考にしてください。
赤色のカーネーション
花言葉は母への愛。最も定番であり、お母さんへの真っ直ぐな感謝と愛情を伝えるのに最適です。明るい赤を選ぶのがポイントです。
ピンク色のカーネーション
花言葉は感謝、温かい心。優しく柔らかい印象を与えるピンクは、お母さんへの日頃の感謝を表現するのにぴったりの色合いです。
黄色のカーネーション
花言葉は友情。一見華やかで可愛らしい黄色です。否定的な花言葉も存在しますが、昨今ではそれらが薄まってきていて母の日に人気の色の一つとして選ばれています。
オレンジ色のカーネーション
花言葉は純愛。明るく元気なビタミンカラーで、エネルギッシュなお母さんへのプレゼントにおすすめです。
白色のカーネーション
花言葉は亡くなった母を追悼する。アンナの歴史に由来する神聖な色ですが、存命のお母さんに贈ると誤解を招く可能性があるため避けるのが無難です。
白いカーネーションから始まったシンボルフラワーの理由
なぜ母にカーネーションを贈るようになったのか、それは起源となったアンナ・ジャービスの活動に由来します。アンナが亡き母を偲んで教会で配ったのが、母の最も愛した花である白いカーネーションでした。このエピソードから、当初は健在である母親には赤いカーネーションを、亡くなった母親には白いカーネーションを飾るという習慣が生まれました。やがてこれが変化し、現在のように母の日には感謝を込めて赤いカーネーションを贈るスタイルが定着していったのです。
カーネーション以外のおすすめのお花
毎年カーネーションばかりでマンネリ化してしまっているという方には、季節に合わせた他のお花を贈るのも素敵な選択です。それぞれの魅力や特徴をご紹介します。
あじさい(紫陽花)
5月から6月にかけて美しく咲くあじさいは、鉢植えのギフトとして近年非常に高い人気を集めています。あじさいには家族の結びつきといった温かい意味合いもあり、家族を支えてくれるお母さんへの贈り物にぴったりです。花の色が時期とともに変化していく様子を長く楽しめるのも魅力で、ガーデニングが好きなお母さんにも喜ばれます。
ブーゲンビリア
南国を思わせる鮮やかでエネルギッシュなブーゲンビリアは、初夏の母の日にぴったりの鉢植えギフトです。情熱や魅力といった花言葉を持ち、育てるのが比較的簡単で、お部屋やベランダをパッと明るく彩ってくれます。他とは少し違う個性的で華やかなプレゼントを贈りたい場合におすすめです。
カサブランカ
ユリの女王とも称されるカサブランカは、大輪の純白の花と優雅な香りが特徴です。花言葉には高貴や純粋があり、上品で洗練された大人の魅力を引き立てます。凛とした美しさを持つお母さんへのプレゼントや、特別な節目を祝う母の日のギフトとして、高級感を演出するのに最適なお花です。
直前や当日でも間に合う?eギフトや遅れてごめんねギフトの活用
母の日のプレゼントは理想として1ヶ月程度前から用意を始め、遅くとも1週間前までには用意することが推奨されています。しかし、仕事や家事で毎日の生活が忙しく、一般的に5月に入ってから慌てて準備を始める方も少なくありません。そんなときに役立つのが、スマートフォン一つで手軽に送れるeギフト(ソーシャルギフト)です。住所を聞かなくてもSNSやメールでメッセージカードと共にデジタルギフトを瞬時に届けることができるため、当日や直前であってもスマートに感謝の気持ちを伝えられます。また、母の日の翌日以降に届く遅れてごめんねギフトも定番化しています。少し遅れてしまっても、心のこもったメッセージを添えることで、お母さんへの感謝の想いは十分に伝わるはずです。
まとめ|母の日の由来を知って、心に残る感謝の贈り物を
母の日は単に義務的にプレゼントを贈る日ではなく、一人の女性のお母さんを大切にしたいという純粋な愛情から始まった、温かい歴史を持つ特別な記念日です。忙しい日々の中でつい忘れがちになってしまう感謝の言葉も、こうした由来や花の言葉に想いを乗せることで、より一層お母さんの心に響く贈り物になります。定番のカーネーションやおしゃれなあじさい、美味しい定番スイーツ(カステラ、バームクーヘン、クッキー、アイスクリームなど)など、お母さんの好みに合わせて選んでみてください。たとえ準備が遅れてしまっても、感謝のメッセージを添えて、あなたらしい温かい言葉と共に大切な気持ちを届けてみてはいかがでしょうか。