入院していた親しい方がようやく退院という報を聞くと「良かったぁ」とホッと胸を撫で下ろします。 そんなときに退院のお祝いについて考えますが、「何を贈っていいかわからない」ということがあると思います。 早く元気を取り戻して欲しいなら、気持ちの安らげたりお花を贈るのが一番と思います。
退院のお祝いのお花を贈るときに、気を配りたいポイントをご紹介します。
退院祝いの花を贈るタイミング
病院から退院した直後の報告などはまだ出来ないものです。ですから、知らせを聞いて退院祝いを届けるタイミングが遅くなってしまうことが少なからずあるものですが、退院直後は家に帰って気分的にも落着きたいでしょうから、却って待ってましたとばかりにお祝いを届けたりはしない方が良いでしょう。 タイミングとしては、退院して１週間から10日くらいの暦の良い日（大安など）に贈るのと良いでしょう。
退院祝いに贈るには花が一番
退院祝いを贈るにはお花がピッタリです。お花はやがて枯れて無くなります。
「病気や怪我がきれいに治って消えた」という意味にも繋がります。
また、お花は心に安らぎを与え、気分を明るくさせる不思議な力を持っているものです。
気分を明るくさせる華やかな色合いの花を選ぶと良いでしょう。
退院祝いに贈る花は
退院祝いにお花を贈るには生花に限ります。ブリザーブドフラワーやドライフラワーの様な加工した花は一般的には長持ちして良いのですが、「長持ちする＝治りが長く掛かる」のイメージに繋がるので退院祝いに贈る花としては不適です。
花束などは活ける花器などを用意したりしなければなりませんので、まだ退院したばかりの人に、花器の用意をさせたり、水の取替えなどをさせない工夫のものが良いのです。手を煩わせないアレンジメントが最適です。お届けしてすぐ飾れますし、手入れもさほど必要としません。花の種類は明るめの花を用いましょう。
退院祝いに人気のアレンジメント
入院のお見舞いに鉢物は根が付くということでタブーでしたが、退院のお祝いにも鉢物は避けた方が良いでしょう。但し、洋ランの胡蝶蘭は”幸せが飛んで来る”の花言葉が付けられていますので例外的に贈っても良いでしょう。
ご予算の目安
退院祝いは現金よりは品物で贈るというのが通常です。入院時にお見舞いをされた方は退院祝いは贈らないケースが多いです。重複すると相手の負担になってしまいかねませんので気持ち的に贈りたいという場合は小額なもの（手土産程度）にすると良いでしょう。
退院祝いの相場としては3,000円から10,000円位が一般的です。
あくまでも例としてですが、友人や会社の同僚では3,000円、職場の上司や目上の方でしたら5,000円、親戚筋でしたら5,000円から10,000円が通常の目安です。
